古屋付き土地 購入までの話

序章

2020年初夏、

今の地に住み続けるか

それとも地方都市へ行くか

会議をしたことがあった。

議論の末、

「地方都市へ行こう」

という結論に至っていた、、、はずだった。

このとき私はまだ

彼の優柔不断のレベル設定を把握しきれていなかった。

これ以降彼のことは

振り子さん(時計の振り子のように揺れ動く様より)と呼ぶ。

 

 

会議後の私

出産後の移住・引越し・部署異動等を見越し

振り子さんにも相談の上、

会社ともコミュニケーションをとっていた。

移住に向けてハード面とソフト面の仕上げに入っていた。

また自身も何度も土地を転々としているため

移住に抵抗はさほどなかった。

 

 

●私の性格

一度決断したらつき進む。

やらない後悔はしたくない。

何歳でもチャレンジはできる。

悩む時間と物を探す時間もったいない。(=せっかち)

 

 

しかしながらこの時の振り子さんは

結論が出たにも関わらず

まだ移住するか否か悩んでいた。

決めた風に見せて、まだ揺れ動いていた。

 

 

会議後の振り子さん

非常に慎重な振り子さんは下調べも入念。

転職先だけでなく、地域協力隊、災害マップ、土地勘諸々

情報収集に余念がなかった。

私とは真逆の石橋を叩きに叩くタイプ。

 

今のエリアから大幅な移動をしたことがないこと

所帯を持つ責任感が強いことも

石橋を叩き続けていた要因だと今は思う。

 

 

実際、移住地の家情報もみつつ、

今の土地と地元の土地の家情報も見ていた。

しかもそれを2020年の春頃からずっと続けていたのだ。

石橋壊れないかこちらが心配になる。

 

 

決断のとき

それは急に訪れた。

妊娠5ヶ月に差し掛かり

そろそろ戌の日のお参りとなった頃

 

今の会社でがんばる

つきましては家を見に行こう

 

理由は納得したので快諾。

私自身移住に向けて動いていたため、

内心パニックにはなったが

(4月の人事や大切な人への報告諸々)

原因は私の振り子さんの振り子度合いの

見極めの甘さであると認識し

自分のケツは自分で拭こうと早々に腹をくくる。

 

2人で生きていく難しさを初めて実感。

 

 

外見

・立地

場所は今の家から車で10分ほど、距離は2.6km

ハザードマップ問題なし、傾斜立地問題なし。

駅から遠いもののバス停は徒歩20秒。

現行最寄駅まではバスで20分。

まぁ今が駅まで徒歩15分なので実質5分の差。

時間には縛られるが、通えなくはない。

 

・広さ

田舎の実家レベルの広さ。庭もある。

立派な木もある。少々立派すぎるかもしれない。

 

・建物状況

築古にしては

外装も綺麗に塗られておりなんとかなりそう。

今まで何軒か内見に行ったが一番良い。

 

 

内見

戌の日お参り後内見。

築古でスキップフロアの家。

水回りは全取替えだが、大丈夫そう。

 

 

買付け申し込み

既に耐震診断業者へはコンタクトを取っており

耐震診断、ホームインスペクションの結果次第で契約

という条件付きで買付け申し込み書を提出。

金額も出し値より200万円程ディスカウント希望。

土地値からすると500万円程ディスカウント状態。

事前に売主サイドへの手紙も用意し、担当へお渡し。

祈る。

 

 

白蟻、耐震診断

いくつか候補を絞ったが、2社きてもらうことに。

選定基準は市の耐震工事業者リストより選定。

この時、

設計もできる会社に依頼するのがベター。

耐震+リフォーム工事も一環で出来ることが多い為。

 

耐震結果は、0.1未満。

躯体は築古にしてはしっかりしている。

一部鉄骨あり。白蟻も一部あるが修繕可。

耐震工事次第で全然住める家で一安心。

 

 

金額交渉・契約へ

金額交渉の末、希望金額レベルで了承。

歓喜

7月末に契約を済ませる。

第一関門突破。

 

 

 

しかし、ここからが本当の戦いの始まり。

ひとまずこのお話はここで終了。

 

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