営業妊婦

 

私が在籍している会社は恐らくホワイト。

妊娠や復帰については理解があり、

妊娠後の復職率は90%を超えている。

営業妊婦も社内にはいるが、

後任が早めにきたり、

ギリギリまで働いたりと状況は様々。

 

そんな中私は

有給は全力で使い、

最後まで営業として働くことを選んだ。

40日あった有給を27日使い残りは13日。

病児療養休暇の制度もある為、

復職後もこれくらいで足りるかなと推測。

 

 

緊急事態宣言発令真っ只中での

都内バリバリ営業妊婦生活は

きっとこの先も経験することは無いと

思ったので記録として残す。

 

■コロナ禍の妊娠

5/4妊娠発覚、10/11産休開始

160日中緊急事態宣言期間は139日

21日はまん延防止措置期間。

ワクチン接種が始まりつつも

医療現場はまだまだ逼迫しており

入院したくてもできない時期もあった。

中には妊婦さんの悲しいニュースもあった。

 

ワクチンについても治験が少なく

妊婦が打っても良いのか判断がしずらい。

産婦人科協会からの声明についても

どうしても半信半疑になってしまう。

 

特に反ワクチンではないが

今回は治験の少なさから私は見送ることに。

自分の中で決めたことは

・免疫力を高める。

・極度に気にしすぎない。

 

何事もおおらかな気持ちで挑むことにした。

在宅できる時は在宅。

昼食は営業の為基本外食。

移動も電車。

会社へは週2程度出社。

こんなスタイルで生きていた。

 

 

■ここが辛いよ営業妊婦

①悪阻

5~7wは嘔吐こそないものの

吐き気とだるさは有り。無気力。

幸いこの時期事務処理ラッシュの為

外出はそこまでせず乗り切る。

8w~電車酔い発動

アポは1時間余裕を見て動く。

電車酔いは15wくらいまでは続いた。

悪阻は軽い方だったが、

それでも辛かった。

妊娠悪阻の方々本当に大変だと思う。

 

 

②顧客との接し方

半年後の計画や話について

その頃私はいないなぁ...

無責任と思われるかなぁ...

引継社会次第ではやばい案件だな...

等、少しナーバスになる。

 

 

③会社での立ち位置

30歳も越えるとそれなりの立ち位置になる。

責任もある程度伴うことが多く、

周りに迷惑をかけないように...

との意識が強くなり、

結果仕事めちゃくちゃやっちゃう。

帰宅時間は遅くなり体力的に厳しくなる。

 

④引継

後任がくるはずが来ない事態となる。

ここの精神的負担はすごかった。

 

本来であれば3 週間は必要な引き継ぎも

無理矢理2 週間で終わらせる。 

異動時は1 週間で無理くり終わらせられるが

休みに入るため何も調整ができない。

2週間でやりきりったが

最終日前日は謎の出血で救急外来にお世話になるハメに。

出血の原因は痔だったが、

お腹のハリもあった為念の為NST

何ともないようで一安心した。

 

 

■ここは楽だよ営業妊婦

①スケジュール調整

もう今日は駄目だ!

と思った日はアポをずらせた。

またコロナ禍の為直行直帰推奨であった為

朝だるい日などはゆっくり休めた。

代わりに土曜仕事したり

夜に仕事をしたこともあったが

体調に合わせて仕事の調整ができる点は

非常によかった。

検診もフレックスで調整できたので

有給もそこまで使わず過ごせた。

 

■総括

周りの人のおかげで営業妊婦できたなと

感謝の気持ちでいっぱい。

辛いこともあったけど、

周りの理解があったからできた。

特に上司には感謝しかない。

 

あと一つ。

電車の優先座席に元気な人は

座るな。あと寝るな。

座る際は周りの状況確認して座ってくれ。

頼む。

ほんと、頼む。

 

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