妊娠と流産と

■妊娠

31歳という年齢、子宮の異形成も完治。

(2018年頃に検査ひっかかった。手術せず)

不妊治療の保険適用も始まった頃だった。

自分の年齢を考え、早めのスタートが良いと判断し夫にも状況を伝え妊活開始。

年齢や仕事の忙しさからすぐにはできないと思っていたが、

予想とは裏腹に、一周期目で妊娠。

嬉しさはあったが、

未熟な私はまだ子供を持つという

心の準備や覚悟はできていなかった。

妊娠ができたという事実に

ただただ浮かれていた。

 

■流産

12月になり嘔吐こそないものの

身体がだるい日々が続く。

幸い緊急事態宣言に入ったことから

仕事はセーブしやすかったものの

大手顧客からのやっかみによりストレスフルな日々を送る。

7週目の検診時、心音が弱いと告げられる。

なんとかストレスを緩和しようと

帝劇で極上エンターテイメントに触れ、

推しを見ながら鼓動の回復を祈り続けたが

結果は稽留流産であった。

 

 

 

当たり前に育つと思った命。

これまで何不自由なく生きてきたことの

奇跡を改めて認識する機会となった。

親は無力だが無力なりに

強く生きていかねばと思った。

 

12/24にお空に行ったので、

毎年クリスマスイブは盛大にお祝いしようねと夫と約束。

入院前は明るく過ごす。

 

 

■術後

・身体の変化

少し歩くとお腹が痛くなる

子宮収縮と悪露の症状。

悪露は2週間程でほぼ無くなった。

湯船にはつかれず真冬なのにシャワー。

振り返ると

このシャワー地獄が一番辛かった。

寒さは人を弱らせる。

 

 

・メンタルの変化

PMS 持ちでは無い私であったが

術後一週間程で症状が出た。 

いつもは聞き流せる夫の言動が聞き流せない

何気ない一言に対してポロポロ涙が出てくる

いつもはこんなのじゃないのに...

と自己嫌悪の末、萎える。

 

自己肯定感も極端に下がり、

自分の機嫌を自分で取れなくなる。

そもそも体力も無く外にも行けないので

ストレスが発散できないこともストレスになっていた。

アマプラの進撃の巨人のアニメに救われる。

新たな推しと出会い日々が豊かになる。

ありがとうリヴァイ兵長

 

 

■二度目の妊娠

3回生理を様子見しつつ

穏やかな日々を過ごす。

進撃の巨人最終回を見届け余韻に浸る日々。

そんな中、生理が遅れていることに気付く。

GWのキャンプ旅行中も身体がダルかったが

眠気と闘いながら楽しく過ごす。

 

いつもと身体が明らかに違うため

旅行から帰宅し即検査薬、陽性。

この日は旅の疲れもあり

やっぱりな...というかんじで即就寝。

 

翌日検査薬を見て再度認識。

次こそは絶対無理せず

自分の心と身体を一番に考えて

仕事しようと決意。

模範的社畜なので

営業しながらの妊婦生活については

また別の時に。

 

 

予定日は12/29

年末の為出産受け入れはしておらず

前倒しの計画分娩になる予定。

流産した時期と重なる為、

あの子が戻って来てくれたのかなと

思わずにはいられないけど、

親の変なエゴでしかないので

クリスマスイブは毎年楽しく過ごす日に

しようと思う。

もしこの子の誕生日が12/24になったら

この子が引くほど

はちゃめちゃに毎年お祝いしよう。

 

 

 

■妊娠について思うこと

なぜこんなに早く妊娠できたのか

自分でも分析してみたが不明。

運動もほぼしないし外食もする。

絵に描いたような中肉中背コンビ。

となると身体の基礎ができるまでの食生活なのかと推測。

 

・夫家族

基本手作り料理。外食ほぼ無し。米中心。

バランス完璧でとても美味しい。

ジャンクなものはほぼ出てこない。

お酒はほとんど飲まない

 

・妻家族

基本手作り料理。外食はたまに。米中心。

基本的に質素。季節の野菜果物たくさん。

ジャンクフードは基本NG

お酒は飲む

 

・その他共通点

味噌汁は毎日出てくる

マックは贅沢品という謎の洗脳時期あり

フルーツをよく食べる

冷凍食品やシーズニング、ジャンク系は極力使わない

 

他の家庭がどうなのか知らないし

だから妊娠できたという訳でも決して無い為

記録として残す

 

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